赤穂城跡
JR播州赤穂駅から南へ、風情のある街並を抜けると、白亜の二層の隅櫓がある赤穂城跡に着きます。
正保2年(1645)、5万3500石をもって常陸国笠間から転封された浅野長直が近藤正純に築城設計を命じ、慶安元年(1648)から13年を費やして築いた城です。
甲州流軍学による城郭の縄張りは本丸と二の丸は輪郭式、二の丸と三の丸の関係は梯郭式になっており、近世城郭史上非常に珍しい変形輪郭式の海岸平城です。天守閣は築かれず天守台のみが築かれました。
明治の廃藩後、赤穂城もまた取り壊されましたが、昭和30年に隅櫓、平成4年〜8年にかけて本丸門が復元されました。
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