現在、松山市内(松山市駅・古町・道後温泉駅 等)を走り観光客の目を楽しませている「坊っちゃん列車」。実はこの列車は復元されたものなのです。
「坊っちゃん列車」という名前は、明治の文豪・夏目漱石の小説「坊っちゃん」から来ています。漱石は明治28年4月に松山中学校(当時は愛媛県尋常中学校、現在は松山東高等学校)の英語教師として赴任しました。その時の様子を脚色して小説化したのが小説「坊っちゃん」です。その中で漱石は、坊っちゃん列車のことを”マッチ箱のような汽車”と形容しています。
その昔、伊予鉄道開業から間も無い頃(明治21年)から67年間にわたり活躍した蒸気機関車がモデルとなりました。当時は黒煙をもくもくと出しながら、最大で18台で地域と地域を結び、松山市民の足として活躍しました。
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